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人の無限の可能性を信じたくなる作品ARMS

ARMSは週刊少年サンデーに1997年から2002年にかけて連載された漫画であり、体内にナノマシンと呼ばれる機械の集合体を移植された少年少女の物語です。

ARMSあらすじ

彼らはARMSと呼ばれ、体内のナノマシンを狙われ続けますが、そんな彼らが最後に掴む物こそが、この物語の肝になります。

 

最初は敵対する少年少女たち

 

物語には少年3人、少女1人が主人公として登場しますが、最初はそれぞれの戦う理由が異なるため敵対してしまいます。

そんな彼らが、次々現れる強敵を前にして、自然と協力していくのですが、激しい戦いの中で、彼らは傷ついても、それぞれの信念を胸に立ち上がり、前に進んで行く過程で、共に戦う仲間を増やしていきます。

その仲間達もどんどん強い力を身につけていくのです。

最大の敵が潜むアメリカへ

 

最終的に彼らは、どんな敵にも負けない強い力と意志を身につけて、最大の敵が潜むアメリカに向かいます。

しかし、アメリカにある要塞の奥深くで、それをあざ笑うかのような狡猾な罠にかかってしまい、これまでの旅で味わってきた物をはるかに超えた絶望を味わうことになります。

そのとき、彼ら1人1人がどのような選択をするのか、そしてそれがどういう結末につながっていくのかという部分が、この物語のARMSの見どころです。

 

ARMSの裏主人公キースシリーズ

 

ARMSの物語の裏の主人公として、キースシリーズと呼ばれる同じ顔をしたボスクラスの敵が現れます。

彼らは、それぞれの信念を持っており、それを達成するために主人公達との接触を図り、主人公達を助ける者がいるかと思えば、逆に命を絶とうとする者がいたりします。

それゆえ主人公達と何度も敵対することになります。

主人公達と彼らの戦い渦中で、主人公達は自らが制御出来ない力を身につけて苦しむことになりますが、劇中でキースシリーズ達もナノマシンを移植された被害者であり、その悲しい運命が明らかになっていきます。

ARMS作者皆川亮二の他作品

 

ラストの戦いがARMS最大の考えさせられるところ

 

そんな似たような境遇を持つ彼らですが、最後は皆戦い合うことになります。

その戦いの結果が、どちらかの破滅なのか、それとも互いを理解して分かり合うのかという部分が、この物語の見どころとなっています。

ARMSは登場人物全てが個々の思いを持って動いており、人間の気持ちはこんなにもうつろいやすく儚くて、それでも強いんだということを教えてくれます。

劇中で最大の力を持っているのは機械生命体ですが、人は心でそれを御することが出来るというメッセージが随所に埋め込まれており、このARMSという物語を通して、誰もが人の無限の可能性を信じてみたくなると思います。

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