ハリウッドの思う壺

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暴君をすげかえるという斬新さ。ディカプリオ主演「仮面の男」

17世紀。フランスの国王の座に君臨していたのが、ルイ14世。太陽王と呼ばれる男でした。このルイ14世は大変な暴君で、民衆も貴族も自分の思い通り動かさないと気がすみません。

ルイ14世の暴君ぶりは次第に悪化していききます。

ダルタニアンやアトス、アラミス、ポルトスの三銃士に対しての仕打ちも酷く、アトスの息子ラウルの婚約相手のクリスティーヌをルイ14世は寝取ろうとするほど。

 そのやり方も卑劣で、美しいクリスティーヌをものにしようと、ラウルを戦地へ左遷してしまいます。そして、ラウルは戦場で戦士。

我慢できなくなったアトスら三銃士とダルタニアンは。ルイ14世の暴君を止めるため、フランス国王のすげ替えを企てます。新しい王候補は、ルイ14世によって長年牢屋に閉じ込められていた双子の弟「仮面の男」です。

ルイ14世は、自分勝手な身勝手な王。それに対して、双子の弟「仮面の男」は何年も牢屋に閉じ込められ不気味な仮面を付けられていたにも関わらず、純真無垢な人を恨むことを知らない青年でした。

この対局なルイ14世と仮面の男の2人を、レオナルド・ディカプリオが1人2役で演じています。

まるで本当に、ルイ14世と仮面の男がこの世に2人存在しているかのようなレオナルド・ディカプリオの迫真の演技。

同一人物が演じていると分かっていても、ルイ14世の横暴さには怒りが湧きますし、純真な仮面の男には応援をしたくなります。

それだけレオナルド・ディカプリオの演技には引き込まれます。

 

ルイ14世の演技

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(出典:仮面の男)

仮面の男の演技

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(出典:仮面の男)

演じる役柄で、レオナルド・ディカプリオの顔が全然違います。

ちなみに、ディカプリオに1人2役を演じさせた「仮面の男」の監督は、ランダル・ウォレス。「ブレイブハート」や「パールハーバー」などどちらかというと重厚な作品を撮る映画監督です。

仮面の男監督ランダル・ウォレスの他の作品

レオナルド・ディカプリオ出演作品

どこで王が入れ替わるのか?

ダルタニアンと三銃士は、ルイ14世と弟の仮面の男を入替えるために、ベルサイユ宮殿で開かれる舞踏会に参加します。

西洋では顔を隠して踊る仮面舞踏会があり、ルイ14世は仮面を付けた貴族たちが楽しそうに踊るのを見ています。

しかし、ルイ14は内心恐怖を覚えていました。自分にだけ、不気味な面が見えるのです。

華やかな仮面が溢れる舞踏会に、ポツンと暗く不気味な仮面が浮き上がるのです。

自分がおかしくなってしまったのかと恐怖したルイ14世は、舞踏会場を去ります。そして、1人になったところをダルタニアンと三銃士に捕まります。すぐに仮面の男が、ルイ14世の衣装をまとって、彼のフリをし始めますが、仮面の男の優しさが、王のすげかえ計画を狂わせることになります。

「仮面の男」は最後までハラハラ

仮面の男がミスをしたことで、ルイ14世はすげ替えられそうになったものまた王の座に着きます。逆にダルタニアンと三銃士、そして仮面の男は一気に劣勢になります。

しかし、ここから物語の潮目が変わります。ダルタニアンと三銃士、そして仮面の男は絶体絶命。兵士たちはルイ14世の命令で王を守っていましたが、日ごろの王の暴君ぶりをしっている兵士は疑問に思います。

ダルタニアンと三銃士は国を守るため戦ってきました。一方ルイ14世は……。兵士たちは考えます。国を守るために戦って来たダルタニアンと三銃士に剣を向け、暴君のルイ14世を守ることは果たして正解なのかと。

これに気づいた兵士達はルイ14世を守ることを止め剣を下ろします。そして、心優しい仮面の男を新しい王にすべきだと思うようになったのです。

こうして、ルイ14世は仮面の弟と入替えられました。そして仮面を付けさせられ、牢屋へと入れられてしまったのです。それはかつて自分が弟に行ったことがそのまま返っててきたのです。

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まとめ

この「仮面の男」で切なくなるのは、ルイ国王の母アンヌ王太后も彼を守ろうとはせず、弟とのすげ替えに賛成したこと。

実の母が見捨てるほど、ルイ14世は暴君で同情できるところがなかったのです。

ルイ14世

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